創業90年 確かな技術と安心のサービスをご提供いたします。
TEL.026-226-7121 水曜定休 AM9:00~PM7:00|修理はPM6:00まで

2018年01月15日

【シマノDi2(電動コンポ)のメンテ】

フルオーバーホールの一環でDi2(電動コンポ)のお客様は合わせてエラーチェック&ファームウェアのアップデートを行っています。

エラーチェックについては今のところ問題があったケースはなし。

あるとすればコードの断線くらいしか思い浮かばないですが・・・あとは本当に機械の故障でしょうか。

コードの断線はある話ですが機械の故障は今のところ前例がないです。さすがSHIMANO製品。

そしてファームウェアのアップデートのお話。

先日お持ちいただいたDi2仕様のお客様のファームウェアアップデートをチェック。

写真イメージの通り、『バージョン〇〇〇』みたいな感じで各パーツがバージョン毎に番号が振られているわけです。
【シマノDi2 ファームウェアアップデート】
で、今回チェックをかけたところ・・・

バージョン 1.0.1 ⇒ 3.0.1 にアップデート可能です。

!?

一度もアップデートされてない。(;´・ω・)

アップデートされていないからといって故障するとかではないですが、細か~い仕様が変わっていたりします。

例えば最近だとシンクロシフトが対応(右手の変速操作だけで最適なギア・チェンジを行い、左手のレバーが不要になる)になった等です。

こういったケースもあるため、Di2をお持ちの方はせめて1年に1度、エラーチェック&ファームウェアアップデートを行っていただくことをオススメします。

Di2は便利な分、こういった機械的なメンテが必要となるためちょっと面倒です。(^_^;)

それとパソコン Or スマフォ・タブレットと接続しないとメンテができない&診断ツールSM-PCE1(以下写真)が必要です。この診断ツールが約¥23,000といいお値段します(;^_^A
【シマノDi2(電動コンポ)のメンテ】
近年ではワイヤレスユニットを使ってBluetooth接続も可能で、スマフォにE-tubeアプリを入れれば上記の診断ツールSM-PCE1が不要で、接続も楽ちんと便利になっては来ています。(最も、ワイヤレスユニット約¥7,000の経費は必要ですが。)

しかし機械式(ワイヤー式)に比べてメンテは格段に楽です。ワイヤーの交換がいらないですし、ワイヤーの引っ張り調整も不要です。

ということで、Di2は便利な分、ちょっとした複雑さもあるというお話でした。

同じカテゴリー(修理関連)の記事画像
【おさらい 仏式バルブの空気充填】
【リンタマンシューズの破損交換(筆者の例)】
【部分メンテナンス 随時受け付け中!】
【故障の連鎖?】
【傷なおし】
【フルメンテ実施中】
同じカテゴリー(修理関連)の記事
 【おさらい 仏式バルブの空気充填】 (2018-10-29 10:14)
 【リンタマンシューズの破損交換(筆者の例)】 (2018-03-06 09:31)
 【部分メンテナンス 随時受け付け中!】 (2018-01-29 08:58)
 【故障の連鎖?】 (2018-01-16 09:03)
 【傷なおし】 (2018-01-13 09:04)
 【フルメンテ実施中】 (2018-01-09 09:18)

Posted by トドロキサイクルプラザ at 09:14│Comments(0)修理関連
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。