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2018年12月20日

【長野電鉄屋代線(廃線)を追う① 綿内駅~井上駅】

いよいよ寒さも増して山はだめだし、どうすんべやと考えてたところ、『廃線』というキーワードが出たので、長野電鉄屋代線を追ってみようと思い、廃線ライドやってみました。

初回はあまり走れてないので、対した内容ではないです。(;´・ω・)

平均気温 5.6 °C
高度上昇 69 m
乗車時間2:33:59 (休憩含む)
距離 27.91 km
消費カロリー 669 C


<ライド内容>

まず、屋代線ってなんぞや?から。

 大正11年創業の長野電鉄河東線の運行から始まり、屋代駅(千曲市)から松代駅(長野市)などを通り須坂駅(須坂市)とを結び、沿線で栄えた繊維産業を支える物流の大動脈を担うなど、千曲川東岸を走る歴史ある鉄道路線でした。
 しかし、産業構造の変化やモータリゼーションの進展と相まって利用客は減少し、信州中野駅から木島駅までの路線が廃止となり、屋代線と名称変更後も利用客の減少は止まらず平成24年4月に廃止となりました。現在は、代替バスが屋代須坂線として屋代須坂駅間を毎日定時定路運行しています。
※リンク先より抜粋 http://www.city.chikuma.lg.jp/docs/2016083100030/

廃線になったのが最近と思いきや、もう6年も経ってたんですね・・・。

ということでこちらが屋代線の路線地図。まずは若穂駅からスタートかな、と思い若穂駅に向けてスタート。
【長野電鉄屋代線(廃線)を追う 綿内~井上】

しかし!若穂駅の場所がわからず。(;^ω^)とある情報によると『農協の共選所の前、高速のすぐ下』だそうなので、次回若穂駅~屋代駅をチャレンジしてみます。

そんなわけで、落合橋を渡って綿内駅へ向かいます。

大きい道路からちょっと外れたところで、線路跡っぽい道発見。これを目安に須坂方面へ。
【長野電鉄屋代線(廃線)を追う① 綿内駅~井上駅】
綿内駅発見!
【長野電鉄屋代線(廃線)を追う① 綿内駅~井上駅】
駅舎はそのままになっており、バス待合所になっているそうです。

当時の情報はこちらから見れます。http://travelstation.tokyo/station/koshinetsu/nagaden/yashiro/watauchi.htm

ホームはそのまま。
【長野電鉄屋代線(廃線)を追う① 綿内駅~井上駅】
待合室の中も当時のまま。なんだか哀愁を感じます。
【長野電鉄屋代線(廃線)を追う① 綿内駅~井上駅】
隣の部屋には『駅舎教室ありがとう』の寄せ書きが。なんだかしみじみしちゃいました。※鍵がかかっていたので窓越しに撮影しました。
【長野電鉄屋代線(廃線)を追う① 綿内駅~井上駅】
綿内駅を後に井上駅に向かいます。場所は須坂東インター周辺、ラ・ムーの裏手あたり。

廃線跡を追いながら走りましたが、道が途切れてその都度迂回し大変でした。(苦笑)

こちらは須坂東インター近辺。高架下を走っていたそうです。
【長野電鉄屋代線(廃線)を追う① 綿内駅~井上駅】
こちらは同じ場所から反対を撮影。
【長野電鉄屋代線(廃線)を追う① 綿内駅~井上駅】
須坂東インターを超えて井上駅へ。見つけるまでちょっと大変でした。
【長野電鉄屋代線(廃線)を追う① 綿内駅~井上駅】
井上駅は残念ながら駅舎そのものがなかったです。基礎だけ残ってる感じ。

当時の情報はこちらから見れます。http://travelstation.tokyo/station/koshinetsu/nagaden/yashiro/inoue.htm

屋代線について詳しく書かれていました。
元々は須坂町の生糸を移出する目的作られたそうで、戦後も果樹栽培が盛んになって物流が活発だったそうでしたが、昭和40年頃から自動車輸送が増大し、鉄道輸送は減少の一途を辿り、運航維持が大変になっていき廃線となってしまったようです。
【長野電鉄屋代線(廃線)を追う① 綿内駅~井上駅】
井上駅を後に須坂へ向かう予定でしたが・・・お昼ご飯を食べて店を出ると、雲行きが怪しくなり断念。
【長野電鉄屋代線(廃線)を追う① 綿内駅~井上駅】
ちょっと雨にあっちゃいましたが、無事帰宅。あまり走れてないですが、なかなか有意義なライドでした。

<総評>

歴史目的?でライドを行うのは今回初めてかもしれません。

廃線跡を辿るには自転車はものすごい便利であることを実感。車だと入れない道とか出てきちゃいますし、乗り降り面倒ですし。。。

しかし、廃線跡の道を追うのが結構大変。行き止まりがちょいちょいあるので、迂回迂回の連続です。

今回の廃路線で思ったことは、一時期『廃墟』(今は分かりませんが)が流行りましたがなんとなく分かるような気がしました。

なんというか、『廃』って魅力がありますね。言葉では難しいですが、昔はここも人がたくさんいたんだな・・・と、当時の情景を思い浮かべる瞬間が哀しいというか、想像が膨らむというか。

私もようやく『廃』という魅力を知ったような気がしました。

次回は今回行きつけなかった若穂駅をスタートし、今回とは逆方向の屋代駅へ廻ってみようと思います。

最後に、こちらの廃線をサイクリングロードにしていく計画があるようですが、現実を見るとどれだけ大変なことであるか実感しました。なんというか、、、これだけの長い道路、無理じゃない?という。(;´・ω・)

しかしながら、小さな希望を胸に、期待してます。



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Posted by トドロキサイクルプラザ at 09:56│Comments(1)ツーリング2018
この記事へのコメント
てっちゃん,こんばんは.

長野電鉄屋代線の廃線敷を活用した自転車・歩行者道,必要以上に金をかけている割に何だか使い勝手が良くないですね.同じ舗装の路面を真ん中からポールで歩行者用と自転車用に分けて何の意味が有るのでしょう?

むしろ普通の農道と同じにして「自転車優先」にしてくれた方が余程機能的だと思うのですが.
Posted by マイロネフ at 2018年12月20日 22:30
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