【シマノDi2(電動コンポ)のメンテ】

トドロキサイクルプラザ

2018年01月15日 09:14

フルオーバーホールの一環でDi2(電動コンポ)のお客様は合わせてエラーチェック&ファームウェアのアップデートを行っています。

エラーチェックについては今のところ問題があったケースはなし。

あるとすればコードの断線くらいしか思い浮かばないですが・・・あとは本当に機械の故障でしょうか。

コードの断線はある話ですが機械の故障は今のところ前例がないです。さすがSHIMANO製品。

そしてファームウェアのアップデートのお話。

先日お持ちいただいたDi2仕様のお客様のファームウェアアップデートをチェック。

写真イメージの通り、『バージョン〇〇〇』みたいな感じで各パーツがバージョン毎に番号が振られているわけです。

で、今回チェックをかけたところ・・・

バージョン 1.0.1 ⇒ 3.0.1 にアップデート可能です。

!?

一度もアップデートされてない。(;´・ω・)

アップデートされていないからといって故障するとかではないですが、細か~い仕様が変わっていたりします。

例えば最近だとシンクロシフトが対応(右手の変速操作だけで最適なギア・チェンジを行い、左手のレバーが不要になる)になった等です。

こういったケースもあるため、Di2をお持ちの方はせめて1年に1度、エラーチェック&ファームウェアアップデートを行っていただくことをオススメします。

Di2は便利な分、こういった機械的なメンテが必要となるためちょっと面倒です。(^_^;)

それとパソコン Or スマフォ・タブレットと接続しないとメンテができない&診断ツールSM-PCE1(以下写真)が必要です。この診断ツールが約¥23,000といいお値段します(;^_^A

近年ではワイヤレスユニットを使ってBluetooth接続も可能で、スマフォにE-tubeアプリを入れれば上記の診断ツールSM-PCE1が不要で、接続も楽ちんと便利になっては来ています。(最も、ワイヤレスユニット約¥7,000の経費は必要ですが。)

しかし機械式(ワイヤー式)に比べてメンテは格段に楽です。ワイヤーの交換がいらないですし、ワイヤーの引っ張り調整も不要です。

ということで、Di2は便利な分、ちょっとした複雑さもあるというお話でした。

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