【豆知識?バルブキャップの役割】

トドロキサイクルプラザ

2018年11月26日 09:28

自転車に必ず着いている『バルブキャップ』。

写真で言うと黒いキャップ部分ですね。

なんの役割があるの?と考えてみると、空気を抜けにくくする、うんぬんではありません。飾りでもありません。(;^ω^)

バルブキャップは水分をタイヤの内部に入れないために重要な役割を担っています。

バルブ奥には「虫ゴム」という弁の役割を担うパーツがあります。写真のこれですね。(ママチャリなどの英式バルブのお話です。)

バルブから水が入ることで虫ゴムがボロボロになりやすくなってしまいます。

虫ゴムがボロボロになると弁の役割にならず空気が入らなくなるため、虫ゴム交換が必要になります。(タイヤがぺしゃんこでパンクだと思ったら虫ゴムのケースが結構あります。)


「キャップなくしちゃいました!」と来られる方がたびたびいらっしゃいますが、すぐに付けないとまずいわけではないです。
が、虫ゴムを痛めやすい状況なので、できればすぐにキャップを付けなおすことを推奨します。

当店では中古のキャップが山ほどありますので、おあげすることもできます。また、修理の際、キャップがなければ無料でお付けしちゃってます。)


もしキャップがない方は今一度虫ゴムのチェックを強くすすめます。もしかしたら、虫ゴム交換が必要かも・・・?

ちなみに、上記は『英式バルブ』に関わる話ですが、スポーツ車等で使用されている『仏式・米式バルブ』も同様にタイヤ内部への水を防ぐのと、『仏式』の場合は石などが当たってバルブ先端が破損しない役割を担ってます。

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