【スルーアクスルの難点 スタンド】

トドロキサイクルプラザ

2018年07月02日 10:34

★2019年12月21日追記★
新しいスルーアクスルスタンドがいくつか出てきており、大きく改善されました。
詳しい内容はお手数ですが、新ブログをご参照ください。https://cycletod.blogspot.com/2019/12/blog-post_21.html


いよいよ、ディスクロードのご購入者がちょいちょい増えてきております。

ディスクロードで従来のキャリパーブレーキと違うのが『スルーアクスル』。

写真でいうと上がスルーアクスル、下がクイックリリースとなります。

しかしスルーアクスルの場合、このように従来のワークスタントが取り付けられないんです・・・。

方法がいくつかありますのでご紹介します。

<方法①ミノウラワークスタンド DS-30MP>

スルーアクスルの穴にはまるよう、出っ張りがついた新しいタイプのスタンドです。お値段税込¥3,024。

この出っ張りを入れ込むことで従来のワークスタンドのように取り付け可能です。

取り付けるとこのようになります。

形によっては穴が小さすぎてはまりづらい場合あり。ちょっと考えものです。

<方法②従来のワークスタンドを使用する場合>

※こちらのブログを参考にさせていただきました。
https://blogs.yahoo.co.jp/stsg0325/15758413.html


新しくスタンド買うのも勿体ない!と思う方にはこちらの方法。

従来のクイックリリースを加工して、引っかけ部分を作る方法。

このようにクイックリリースの片側を切り取っちゃいます。さらにビニールテープで巻くと良し。

切り取った部品をはめこみます。

で、従来のワークスタンドを取り付けるだけ。上記、ブログを参照しましたがなるほどな!と感心しました。


今のところどのスルーアクスルにもつきます。結構オススメな方法。

<方法③中空ストレージスタンド>

筆者はこの方法で収納してます。楽なんで。(笑)

こういった中空ストレージスタンドに置くだけ。

お値段は大体¥4,000ほど。めちゃくちゃ楽です。おすすめ。

ただし、変速調整などのメンテナンスはできません。あくまで立てかけるだけ。

<方法④チェーンステーにかけるスタンド>

ミノウラから販売されているDS-40CSを使用。お値段 税込¥3,600。

非常に便利なのですが、バランスが悪いのがネックです。ときおり点検で使ってます。

<方法⑤トップチューブ・シートポストにかけるスタンド>

自転車を浮かせてメンテナンスするワークスタンドを使用する方法。

例えばこちらのTancho DW-2。お値段は税込¥13,100とお高め。


<総評>

筆者は普段、方法③で保管して、メンテのときは方法④が多いです。

方法①②もいいのですが、スルーアクスルの規格によっては合わない場合もあるので、④が安定かなと。

⑤が一番安定しますが、お値段がよいのと場所取ってしまうのが・・・。

これから主軸になっていくであろうディスク&スルーアクスル。

情報がお役に立てれば幸いです。

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